儚月抄

今月の儚月抄
遂に始まりました儚月抄
いきなり表紙巻頭カラーです。
最初のカラーページから紫の登場でまさしくシリアスな雰囲気です。
どうやら紫は霊夢に稽古をつけてるようですが、これまでの霊夢の力では
及ばないような敵が現れるという事なんでしょうか。
八百万の神の力を借りなければならないみたいですが
一体紫はどのような力を欲しているのか。
何にしても穴を開けるだけの力じゃ誰にも勝てないと思います。
いつもみたいに御札と結界連発してりゃいいと思うんですけどね。


一方今回のお話にメインで絡むっぽい永遠亭の連中はどうかというと
宇宙人らが自分たちの罪を償う為に地上の兎に餅をつかせてました。
だめですよこういうのは自分らでつかないと。
なんかうどんげがやけに偉そうだなーとか思いました。
そして永琳が輝夜とタメ口で語りあう何かスケールが大きそうな話。
月の新たな勢力、月面戦争、月からの使者と罪人―――――――――
ここは今回で一番重要そうな語りでした。
永夜抄の時のケースを考えると月の使者は戦力補充の為に
うどんげを迎えに来るんでしょうけど一体どちらの勢力が迎えに来るのか。
月の兎がどちらに付いていいか分からない、という事は
普通に考えると元々あった一つの勢力が分裂したという事でしょう。
しかし永琳の話によると新たな勢力は月に刺さった人間の旗を抜いて
地上に投げ捨てたようですが、月人は月の表側を弄れないらしいので
月人とは別の何かが突如現れたという事も考えられます。
どうして月人が旗を抜く事すらできなかったのか気になります。
新たな勢力が旗を抜く事が出来た理由も。
まあ新たな勢力が今回の敵っぽいですから月から来るのも新たな勢力の使者なんでしょう。
それともう一つのキーワードっぽい言葉、罪人です。
罪人って言ったら蓬莱の薬を飲んで月から逃げた輝夜と永琳を指すと思うんですが
罪人が月から来ると言ってるようです。
もしや輝夜や永琳と同じ立場の月人が居るんでしょうか。
一体どんな奴が来るのか気になるところです。


所変わって夜遅くまで修行する霊夢(ありえない)の元にボロボロになった妖怪兎が。
どうやらもう始まっているようですね。
紫はこれまでのシリーズに登場した強力な妖怪達を手駒にそろえ
後は霊夢が何とかなれば準備完了みたいです。
第二次月面戦争の行方はどうなってしまうのか!?
そして紫の思惑は―――――――!?



うわぁーすげえ内容だなー
大丈夫かこの話。
しかし今後の話が気になります。
紫にもどうする事も出来ないような敵が本当に出てくるんでしょうか。
まあそうでもないとわざわざ霊夢に稽古つけたりはしないんでしょうが。
どうして八百万の神の力が必要なんでしょうかね。
風では八百万の神と戦おうというのに色々と無理があるんじゃないですか。
天照大神とかでてくるのかな。
それと求聞史記に載ってた1000年前の月面戦争との関連も気になる所です。
求聞史記でも謎だった咲夜の詳細も分かるかもしれませんね。
どうも儚月抄からはこれまでのシリーズの完結編みたいな雰囲気が感じられます。
あとこの辺は妄想ですが、月の姫だった輝夜に蓬莱の薬の事を教えて
輝夜を処刑に追い込んだ奴が居るんじゃないかと想像してみる。
永琳のお咎めが無かったのはそいつが薬の力を利用したかったとか。
しかし薬の事がすぐにばれる事くらい永琳なら分かってたと思うんですがね。
どうしても断れなかったんでしょうか、それとも―――――――


あーあ自分で言うのもなんだがくっせえ話です。
俺の頭の方を心配すべきだったな。
色々考えるのは好きだけどシリアスなのはちょっと苦手です。
本当にうどんげ4コマ楽しみかもしれません。
いっそ「私の新しい腋を見せてやる!」とか
■彼女が出来ました(^^; とか
「さあ来い霊夢!実は俺は1回撃たれただけで死ぬぞ!」とか
「お前は私を倒すのに八百万の神の力が必要だと思っているようだが…別に無くても倒せる!」
みたいな展開になってくれると面白いんですがね。
間違っても戦闘力の数値化とか紫の100倍強い敵登場とか霊夢覚醒――――とか
魔理沙の嫉妬が敵に利用されて洗脳ケン見たいなキャラになるとか
レミリアがインフレに巻き込まれて瞬殺されたとか
そういった展開にならないように祈っておきます。


あーそれと緋想天の動画が公式で上がってましたね。
今回は前回よりも激しい空中戦が期待できそうです。文ちゃんかわいい。
霊夢がんばれ!あーあワープとかみみっちい攻め方してるからカウンター狙われるんだよ。