勝てないならやらない方がいい

今週のピクル
克己死亡フラグ
勝てるからやる、勝てないからやらない。
そういう次元のハナシじゃない。
克己の最後の見せ場ですね。



今月の東方儚月抄
役立たずのかまってちゃんである魔理沙を活躍させるために
あえて油を下段のロケットに置き去りにした咲夜は本当に気が利くメイドです。
しかも航行中に窓を開けて気分転換を図るなど、咲夜の気遣いの心は
常識にとらわれる事はありません。
萃夢想で咲夜が萃香に言い放った台詞「誰にも気を使わせない。そう在るべきなのよ。」
のとおり、まさに誰も気づかないような所で献身しています。
咲夜のおかげで読者の皆様にも魔理沙の魔法のアイテムの説明もできたし
空気のある宇宙空間を表現する事もできたんだと思います。
騒がしい魔理沙達を尻目に黙々と祈祷する霊夢は予定より早めに最後の筒に切り替えます。
上筒男命「退屈だからそろそろ代われ」
そういう驕りのある言動は死亡フラグなのではと思いましたが、これくらいの死亡フラグ
回避しなければ航海の神も名乗れないという事なのかもしれません。


一方紅魔館に居残りのパチュリーえーりんが色々と質問をふっかけていましたが
パチュリーは月までの距離をしっかり把握している様子。
誰の入れ知恵かを確かめるために後ろからリボン付きアローで脅すえーりんですが
パチュリーの視界に入ってないので全く脅えていません。
脅す時はちゃんと前から脅した方がいいですね。
結局の所誰の入れ知恵か分かりませんでしたがパチュリーレミリア
誰かに踊らされている事は承知していたみたいです。
これでカリスマもある程度回復したのではないでしょうか。
パチュリーが残った理由は痛い目に遭うのが嫌だからとの事でしたが
レミリアはどうなんでしょうかね。
もしレミリアが相手がとてつもなく強大だという事を理解した上で
それでも尚月に行こうというのだったら、すごくかっこいいじゃないですか。
勝てるからやる、勝てないからやらない。
そういう次元のハナシじゃない。
レミリアの最後の見せ場ですね。


さくや「ご主人様!」
月を目前にして興奮する咲夜。
そしてついにロケットは無事月の海面に着水し、大破。
何故空中で反転したのか分かりませんが、霊夢が「最後の仕上げよ!」と言ってたので
上筒男命の仕業に違いありません。
どうやって帰るんでしょうか。
あと12日もの間、風呂やトイレはどうしていたのでしょうか。
全ての謎を残したまま、ロケットは月の海の藻屑になってしまいました。


あと単行本上巻買いました。
背表紙を見ると「上」の字の下にロケットの上段が描かれてました。
という事は中巻下巻の背表紙を合わせて三段ロケット完成という事になるんでしょうかねやっぱり。